高速道路や夜間の走行後、車のボディやフロントガラスに虫の死骸がびっしりついて困った経験はありませんか。虫汚れや鳥のフンは、時間が経つほど乾燥してこびりつきやすくなり、放置するとシミや塗装の劣化につながるおそれもあります。そのため、汚れの状態に合った方法で早めに取り除くことが大切です。

当記事では、水洗いやカーシャンプー、虫取りクリーナーを使った落とし方のほか、掃除する際の注意点や虫汚れのこびりつきを防ぐ方法まで解説します。

 

 

1. 車についた虫を取らずに放置するとどうなる?

車についた虫の死骸や鳥のフンを長時間放置すると、見た目が悪くなるだけでなく、塗装の劣化やシミ、腐食につながるおそれがあります。付着に気づいたら、できるだけ早めに除去しましょう。

■塗装に汚れがこびりつき、簡単に落ちなくなる
虫の死骸に含まれるタンパク質などは、時間が経つほど乾燥して硬化し、塗装面に固着しやすくなります。鳥のフンも乾くと落としにくくなり、水洗いや通常の洗車だけでは十分に除去できないことがあります。  

■塗装が酸化・劣化して腐食やシミにつながる
虫や鳥のフンに含まれる成分が塗装面に長く残ると、酸化や劣化を招き、変色やシミ、腐食につながる可能性があります。放置期間が長いほど、塗装へのダメージが大きくなるおそれがあります。

特に夏場は、強い日差しや高温によって汚れが乾燥・固着しやすく、塗装への影響も大きくなりがちです。炎天下では短時間でも状態が悪化する可能性があるため、見つけたら早めに取り除くことが大切です。

 

2. 車についた虫の汚れを取る方法

車についた虫の汚れは、付着してからの時間や汚れの範囲、落ちにくさに応じて対処法を変えることが大切です。ここでは、水洗い・洗車・虫取りクリーナーを使った3つの方法をご紹介します。

2-1. 虫汚れがついてすぐなら水で洗い流す

虫汚れがついてから時間があまり経っていない場合は、まず水で洗い流しましょう。付着直後であれば、虫の死骸がまだ乾燥・硬化しておらず、ボディに強く固着していないため、比較的簡単に落とせます。ホースや高圧洗浄機でたっぷりの水をかけ、落ちにくい場合は水に浸した柔らかいクロスなどを汚れの上に置いて、十分にふやかしてから拭き取ります。拭くときは乾いた状態で無理にこすったり、強い力で剥がしたりすると、塗装を傷つけるおそれがあるため避けましょう。

外出先などで十分な水を用意できない場合は、「クリンビュー鳥フン&虫汚れ除去クリーナー」も便利です。きめ細かな泡が汚れを包み込んでふやかすため、たっぷりの水がなくても虫汚れを落としやすくなります。

クリンビュー鳥フン&虫汚れ除去クリーナー

2-2. ボディ全体に虫がついているならカーシャンプーで洗車する

ボディ全体に虫汚れが広がっている場合は、カーシャンプーを使って洗車しましょう。広い範囲に虫が付着していると、目に見える部分だけでなく、バンパーやミラー周辺などにも汚れが残っている可能性があります。まずは水で予洗いして表面の砂やほこりを落とし、よく泡立てたカーシャンプーをスポンジに含ませて、力を入れすぎず優しく洗います。

カーシャンプーは、水だけでは落としにくい油分などの汚れを落としやすくするほか、スポンジとボディの間の摩擦を抑え、傷の防止にも役立ちます。洗浄後は成分が残らないよう十分にすすぎ、クロスで水分を拭き取りましょう。洗浄成分がボディに残らないよう、最後は念入りにすすぐのがポイントです。車体カラーや用途に合ったカーシャンプーを選ぶことも大切です。

2-3. しつこい汚れはふやかしてアルカリ性の虫取りクリーナーで落とす

時間が経って硬くこびりついた虫汚れは、お湯で十分にふやかした後、アルカリ性や弱アルカリ性の虫取りクリーナーを使って落としましょう。まず、50℃前後の熱すぎないお湯を含ませた柔らかいクロスなどを汚れの上に置き、数分間放置して固着した汚れを柔らかくします。その後、虫取りクリーナーを吹きつけ、製品の説明に従って少し時間を置いてから、柔らかいクロスで優しく拭き取ります。

虫の死骸にはタンパク質や油分などの有機物が含まれているため、これらの汚れに対応したアルカリ性の専用クリーナーを使うと、頑固な汚れを落としやすくなります。ただし、製品によってはコーティング施工車には使えないことがあるため、使用前に説明書を確認しましょう。また、アルカリ性のクリーナーは炎天下やボディが熱い状態で使わず、使用後は成分が残らないよう十分に洗い流しましょう。

 

3. 車についた虫汚れを取るときの注意点

車についた虫汚れを落とす際は、塗装やコーティングを傷めないよう、落とし方や作業環境に注意することが大切です。特に以下の点を意識しましょう。

■すぐ掃除する
虫汚れは時間が経つほど乾燥・硬化し、塗装面に固着しやすくなります。見つけたらできるだけ早く取り除きましょう。  

■クリーナーがなければたっぷりと水を使う
専用クリーナーがない場合は、十分な水をかけて汚れをふやかしてから落とします。乾いた状態のまま拭き取ると、傷の原因になることがあります。  

■こすらない
落ちにくいからといって強くこすると、虫の死骸やクロスとの摩擦でボディに細かな傷がつくおそれがあります。柔らかいクロスを使い、十分にふやかしてから優しく拭き取りましょう。  

■アルカリ性のカーシャンプーやクリーナーは炎天下では使わない
炎天下やボディが熱い状態では洗浄剤が急速に乾き、シミの原因になる可能性があります。さらに、製品によっては塗装やコーティングへの影響が異なるため、使用前に「コーティング車対応」などの記載や使用可能な素材を確認しましょう。日陰や気温の低い時間帯に作業することも大切です。

また、使用するクリーナーによって対応できる素材や使用方法は異なります。使用前に製品の説明書を確認し、指定された方法に従って作業することも大切です。

 

4. 車に虫汚れがこびりつくのを予防する方法

車に虫汚れがこびりつくのを予防するには、あらかじめボディ表面を保護しておくことが有効です。ここでは、コーティングやワックス、保護フィルムを使った2つの予防方法をご紹介します。

4-1. コーティングやワックスを施工する

虫汚れのこびりつきを予防するには、あらかじめボディにコーティングやワックスを施工しておく方法が有効です。表面に保護被膜を作ることで、虫の死骸や体液が塗装面へ直接付着しにくくなり、汚れがついても落としやすくなります。また、塗装へのダメージを抑えやすくなるため、日頃の洗車やお手入れの負担軽減にもつながります。

コーティング剤としては、「イオンコートレジェンド」もおすすめです。高撥水密着性ポリマーによる撥水性と防汚力を備え、艶出しや紫外線からの保護にも使える一本です。効果は約13か月持続し、洗車機を20回連続で使っても水玉が転がる撥水性を保ちます。定期的に手入れをすれば、虫がつきにくく落としやすい状態を長く維持できます。

クリンビュー – イオンコートレジェンド

4-2. 保護フィルムを貼る

虫汚れのこびりつきを防ぐ方法として、ボディ表面に保護フィルム(プロテクションフィルム)を貼る方法もあります。透明なフィルムで塗装面を覆うことで、虫の死骸や鳥のフンが直接付着するのを防ぎ、汚れの固着や塗装へのダメージを抑えやすくなります。フロントバンパーやボンネットなど、虫がつきやすい部分だけに施工することも可能です。

ただし、施工費用がかかるほか、車種や部位によっては対応できない場合もあるため、必要に応じて検討するとよいでしょう。

まとめ

車についた虫や鳥のフンを放置すると、汚れが固着して落としにくくなるだけでなく、塗装のシミや劣化、腐食につながるおそれがあります。付着したばかりなら水で洗い流し、広範囲の汚れにはカーシャンプー、頑固な汚れには専用の虫取りクリーナーを使うなど、状態に応じて対処しましょう。コーティングや保護フィルムを活用して、汚れをつきにくくすることも大切です。

手軽に虫汚れや鳥のフンを落としたい方には、「クリンビュー鳥フン&虫汚れ除去クリーナー」がおすすめです。きめ細かな泡が汚れを包み込み、落としやすくします。車をきれいな状態に保ちたい方は、ぜひチェックしてみてください。

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